足の爪を切ったらくさい！足のにおい消しをやろうと決めた瞬間

誰にも言えない私の癖。

足の爪を切るときに、ニオイをかいでしまう・・・

足爪のにおいは嗅がないけど、切った後に手のニオイはチェックしてしまう。

靴や足のにおい消しを行っていても、なんだかくさい。

なぜ足の爪ってあんなに独特なにおいを発するのでしょうか？

それはあなたの足に住む雑菌のせいです。

やる気がなくなる足爪のニオイ

足のトラブルに関するアンケートでこんな回答がありました。

足の爪が伸びてきたので爪切りで切ろうとして足を曲げて切っていたら、爪を切るごとに湿ったような異臭がして思わず爪切りをやめた

思わず止めてしまうなんて、よほどの異臭で萎えてしまったのでしょう。

せめてお風呂に入ってからだったら、もう少しマシだったのかも知れませんね。

足の親指の爪の端に黒っぽく溜る垢が特に臭く、爪が臭いと感じてしまう原因になっています。

くさっ！足の爪の端に臭い垢がたまる理由

特に何をしているわけでもないのに溜まってしまう垢。

男性でも女性でも足爪の端は溜まりやすい部位なのです。

理由はいくつかあり、ひとつめは爪は新陳代謝が早く、新しい皮膚が生まれやすいため、古くなった皮膚が溜まってしまうからです。

ふたつめはその部分が窪んでいて、靴下などの埃を含んだ汗が集まったところで足を動かすと、爪の奥に押し込んでしまうかたちになることです。

そのため、足裏をきれいに洗ってにおい消しの努力をしているハズなのにくさくなってしまいます。

思わず嗅ぐ足爪の端は雑菌のパラダイスだった

朝、人の足には約１００００匹以上の雑菌がいます。

お風呂できれいに洗っても、夜の間に増えてしまっているのです。

足に限らず、人の体の周りには「常在菌」といわれる菌が付いています。

菌と聞くと嫌なイメージしか持ちませんが、表皮ブドウ球菌は人体に害をなす雑菌を防いでくれたりと、いい働きをする菌もたくさんいるのです。

しかし、靴の中がムレている悪い環境では、人と菌とのバランスが崩れてしまい、爆発的に増えてしまいます。

足を動かす事で、汗や埃と一緒に足に付着している雑菌も足爪の端に一緒に押し込んでしまい、押し込まれた雑菌は人の古くなった皮膚をエサにして増殖します。

靴の中がムレている時は雑菌達のフィーバータイム

靴を脱いだら、靴下が湿っていた跡がくっきり残っていた。そんな経験ありませんか？

それは足が汗をかいていた証拠です。

足から出た汗で、靴の中の湿度があがり、高湿度を好む雑菌にとっては、居心地のいい環境になってしまいます。

そうなると、どんどん増え続けてしまうのです。

ニオイの原因。それは雑菌の◯◯◯だった

雑菌にとっての好環境は、高湿度で人肌ほどの温度、そしてエサとなる古い皮膚などがあることです。

この条件が揃ってしまうと、特定の菌では２０分に一度分裂して増えます。

足爪の端に押し込まれた雑菌は、すごい勢いで増え続け、エサとなる古い皮膚や爪などを分解してイソ吉草酸という物質を生み出します。

このイソ吉草酸が爪や足の臭いの原因となるのです。

つまり、足の爪の臭いの原因は、雑菌が皮膚や爪などをエサとして分解するときにできる副産物ということになります。

足の爪の端は、お風呂に入っても洗えないのでニオイ物質（イソ吉草酸）はたまり続けます。

そのため、どんどんニオイが濃縮されてしまい、わずかな垢でも凄まじいニオイを発することになります。