足のにおい消しをおこたるな!休日でも油断厳禁
休日、遠くに出かける時に、バスや電車などの乗り物が本当に便利ですよね。
しかし、前や隣の席の人がリラックスしようと、靴を脱いだとたんに嫌なにおいがしてきたら、あなたならどうしますか?
他にも、
- 家族で出かける時に、車の中が足のにおいで・・・
- 彼氏(彼女)とデートで出かけて、電車で向かい合って座ったら・・・
こんなつらいケースもあり、せっかくの楽しいお出かけも出だしでテンションダウン。
普段、足のにおいでお悩みの方は、お休みの日でも、しっかり足のにおい消しや対策を行っておかないと、思わぬ落とし穴があるかも知れません。
まだ足のにおいが消えていない方、きっちり対策をしていない方、そのようなことにならないように、万全の準備を整えて楽しい休日を過ごしましょう。
つらい!足のにおいで外国人のリアクション
以前、飛行機で海外に行ったときのことです。目的地までは数時間かかるので飛行機の中ではリラックスしようと思い、靴を脱ぎました。そしたら私の足のニオイが臭くて、隣に座っていた男性の外国人が咄嗟に鼻を抑えられました。そのとき私は20代でした。若いのに足が臭うなんてとても恥ずかしかったです。
若い女性が飛行機の機内でリラックスしようとして、油断していたところの出来事のようです。
普段から足のにおいが気になっているかはわかりませんが、気が付いた瞬間には、もう遅かったようで、隣にの席に座っていた外国人の方にストレートな反応をされてしまいました。
飛行機は、簡単に席を変えられないから恥ずかしかったと思います。
でも、長時間のフライトだと、靴を脱いでゆっくりリラックスしたいですよね。
同じような事にならないようにするには、どうしたらいいのでしょうか?
なぜ、そうなってしまったのか、考えてみました。
ストレスからくる足のにおい
足のにおいのきっかけとなるのは、汗です。
足が汗をかくと、少しずつ足のにおいの素が増えてきます。
でも、運動しているわけでもないし、空港ってすごく涼しいイメージがありますよね。
それなのにどうして足が汗をかいてしまったのでしょうか?
実は、心の緊張(ストレス)に原因があるのです。
人の足の裏は、焦ったり心が緊張すると汗を出す仕組みになっています。
それは大昔、人がまだ裸足で駆け回っていた頃、岩場などの危険な場所で、足の裏を湿らせて滑りにくくする事のなごりだそうです。
現代社会においては、足の裏から必要以上に汗をかくと、靴や靴下で蒸れてしまい、不衛生になりやすいので、注意しなくてはいけません。
鼻を抑えられるほどのにおい
しかし、外国人の方に鼻を抑えられるほどのにおい。
足のにおいの素となる成分は、そんなに臭いのでしょうか?
ニオイの素はイソ吉草酸という成分で、実はこれは、悪臭防止法という法律で指定されるほどの成分なのです。
法律で悪臭物質に指定されているなんて驚きですよね。
微量でも大気汚染!それほど臭いかイソ吉草酸
悪臭防止法の指定物質は、種類が20種類ほどあります。
それぞれに応じて、汚染されてると判断する量(濃度)に基準があります。
その中でも、人の足のにおい成分であるイソ吉草酸で汚染されていると判断する量(濃度)も決まっていて、それは空気中に0.0000001%~0.0000004%です。
数字だけ見ても、いまひとつわかりにくいですよね。
しかし、すごく微量でも空気が汚染されていると判断される事はわかってもらえると思います。
つまり、ごく微量でも人が臭いと感じてしまうのです。
それだけ足のにおいに関しては、注意が必要となります。
この記事のまとめ
- 足のにおいのきっかけは、足から出る汗。
- においの原因物質はイソ吉草酸という脂肪酸である。
- イソ吉草酸は、法律で悪臭公害の原因とされている。
- ごく微量でも不快になるので注意・対策が大切になる。