車内がパニック状態!足のにおい消しを甘く見るな!
せまい空間で足の悪臭・・・
想像しただけで気分が悪くなりそうです。
普段から足がにおう方は、休日でも足のにおい消しを行っておかないと大変な目にあってしまいます。
毎日の足のケアを習慣づけて、きちんとにおいのケアも行いましょう。
逃げ場のない車内でパニック状態
先日、友人3人とドライブにでかけました。
その日は最高気温が36度まで上昇し、少し車外に出ると汗が滝のように流れてくる状態でした。
お昼ごはんを外で食べたあと、車に戻ってもなかなか体が冷えないので、履いていた靴とソックスを脱ぎ、裸足になりました。
その途端、車の中は軽いパニックとなりました。普段からくさい私の足が、大量の汗も加わって、とんでもないニオイを発生させてしまったのです。全員で窓を開けましたが、今度は暑くてたまりません。
結局はみんなからソックスと靴を履くように言われ、そのとおりにしました。今後、閉めきった車の中で、裸足になるのはもう止めようと思った瞬間でした。
暑い日に外に出ていると、体は火照ってしまい大量の汗が出ます。
だからと言って、クーラーなどで急に体を冷やすと体調をくずしやすくなりますし、着ていた服も何だか気持ち悪くなりますよね。
できたら扇風機の前で薄着に着替えて涼みたくなりますが、せまい車内ではそうはいきません。
思わず脱いだ靴と靴下が引き起こした参事・・・
不快なにおいが充満してしまい、空気を求めて窓を開けたら、外はうだるような暑さ。
うながされて靴下を履いたけど、汗でぬれた靴下は気分のいいものではなかったでしょう。
こんな事が起こってしまう原因はどこにあったのでしょうか?
普段から足が臭いのは、なぜでしょう?
足のにおい消しには毎日3つのケアが大切
足においが慢性化してしまう原因は大きくわけて3つあります。
まず、1つ目は足のケアです。
足そのものがくさいと、他にどんな事をやっても無駄になってしまいます。
そして2つ目が靴下のケア。
普段から履いている靴下を見直すべきかも知れません。
最後、3つ目が靴のケアになります。
足がくさい人は、靴はくさい物。そんな間違った理解をしている方が多いです。
一つひとつ見ていきましょう。
足のにおい消し其の1~足のケア
足のにおいケアで基本は、入浴時に足を丁寧に洗うことです。
「なんだ、そんなことか」
と思うかも知れませんが、実際は割とできていない人が多いです。
足裏は体を洗うときに床に接しているので、ボディソープが流れて洗った気になってしまいがちです。
何かに座り、足裏や指の間、爪の凹凸付近も丁寧に洗いましょう。
足のにおい消し其の2~靴下のケア
靴下は素材にこだわりましょう。
一般的によく見かける化学合成繊維でできた靴下は、においの面ではおすすめできません。
それは、化学合成繊維の特徴として、ほとんど湿気を吸わない事が理由です。
そうなると、足に汗がそのまま残ってしまう形になり、蒸れの原因になるのです。
においの対策とするならば、吸湿性・通気性の両面をもつ素材の靴下を履くようにしましょう。
足のにおい消し其の3~靴のケア
せっかく他のケアを行っても、靴がくさいままでは意味がありませんよね。
におい消しでやることの一つに靴を洗うことがあります。
インソールを外して一緒に洗い、陰干しでしっかり乾かしましょう。
生乾きだとニオイの再発を早めることになるので注意してください。
しかし、革靴の場合は洗おうとすると大変なので、インソールを外して洗う、もしくは交換すること。靴の中(特につま先部)をキレイにふき取るくらいしかできないでしょう。
靴用の除菌のできる消臭スプレートレンティア を使い、靴の中を清潔にしてニオイの再発を抑えたいところです。
この記事のまとめ
- せまい車内で靴下・靴を脱ぐとパニックになる。
- 足のにおい消しには3つのポイントを同時に行うことが必要。
- 入浴時には、意識して足をキレイにしよう。
- 靴下選びは素材を考えよう。化学合成繊維はニオイにやさしくない。
- 靴の中を清潔に!インソールも外して一緒に洗おう。
それぞれのポイントは難しくはないので、においケアをしっかり行い、休日でも楽しく過ごせるようにしましょう。
足のにおい消しをおこたるな!休日でも油断厳禁
休日、遠くに出かける時に、バスや電車などの乗り物が本当に便利ですよね。
しかし、前や隣の席の人がリラックスしようと、靴を脱いだとたんに嫌なにおいがしてきたら、あなたならどうしますか?
他にも、
- 家族で出かける時に、車の中が足のにおいで・・・
- 彼氏(彼女)とデートで出かけて、電車で向かい合って座ったら・・・
こんなつらいケースもあり、せっかくの楽しいお出かけも出だしでテンションダウン。
普段、足のにおいでお悩みの方は、お休みの日でも、しっかり足のにおい消しや対策を行っておかないと、思わぬ落とし穴があるかも知れません。
まだ足のにおいが消えていない方、きっちり対策をしていない方、そのようなことにならないように、万全の準備を整えて楽しい休日を過ごしましょう。
つらい!足のにおいで外国人のリアクション
以前、飛行機で海外に行ったときのことです。目的地までは数時間かかるので飛行機の中ではリラックスしようと思い、靴を脱ぎました。そしたら私の足のニオイが臭くて、隣に座っていた男性の外国人が咄嗟に鼻を抑えられました。そのとき私は20代でした。若いのに足が臭うなんてとても恥ずかしかったです。
若い女性が飛行機の機内でリラックスしようとして、油断していたところの出来事のようです。
普段から足のにおいが気になっているかはわかりませんが、気が付いた瞬間には、もう遅かったようで、隣にの席に座っていた外国人の方にストレートな反応をされてしまいました。
飛行機は、簡単に席を変えられないから恥ずかしかったと思います。
でも、長時間のフライトだと、靴を脱いでゆっくりリラックスしたいですよね。
同じような事にならないようにするには、どうしたらいいのでしょうか?
なぜ、そうなってしまったのか、考えてみました。
ストレスからくる足のにおい
足のにおいのきっかけとなるのは、汗です。
足が汗をかくと、少しずつ足のにおいの素が増えてきます。
でも、運動しているわけでもないし、空港ってすごく涼しいイメージがありますよね。
それなのにどうして足が汗をかいてしまったのでしょうか?
実は、心の緊張(ストレス)に原因があるのです。
人の足の裏は、焦ったり心が緊張すると汗を出す仕組みになっています。
それは大昔、人がまだ裸足で駆け回っていた頃、岩場などの危険な場所で、足の裏を湿らせて滑りにくくする事のなごりだそうです。
現代社会においては、足の裏から必要以上に汗をかくと、靴や靴下で蒸れてしまい、不衛生になりやすいので、注意しなくてはいけません。
鼻を抑えられるほどのにおい
しかし、外国人の方に鼻を抑えられるほどのにおい。
足のにおいの素となる成分は、そんなに臭いのでしょうか?
ニオイの素はイソ吉草酸という成分で、実はこれは、悪臭防止法という法律で指定されるほどの成分なのです。
法律で悪臭物質に指定されているなんて驚きですよね。
微量でも大気汚染!それほど臭いかイソ吉草酸
悪臭防止法の指定物質は、種類が20種類ほどあります。
それぞれに応じて、汚染されてると判断する量(濃度)に基準があります。
その中でも、人の足のにおい成分であるイソ吉草酸で汚染されていると判断する量(濃度)も決まっていて、それは空気中に0.0000001%~0.0000004%です。
数字だけ見ても、いまひとつわかりにくいですよね。
しかし、すごく微量でも空気が汚染されていると判断される事はわかってもらえると思います。
つまり、ごく微量でも人が臭いと感じてしまうのです。
それだけ足のにおいに関しては、注意が必要となります。
この記事のまとめ
- 足のにおいのきっかけは、足から出る汗。
- においの原因物質はイソ吉草酸という脂肪酸である。
- イソ吉草酸は、法律で悪臭公害の原因とされている。
- ごく微量でも不快になるので注意・対策が大切になる。