足の臭いニオイを消す方法。重曹水でも効果のない臭いにはミョウバン水!
足のにおいが気になる。
そう思っている方って、正しい方法で対策できているのかな?って思います。
もしかして、お風呂で洗えばキレイになって、においが無くなる。なんて思っていませんか?
もちろん、足を清潔にする事は大切です。
しかし、足のにおいにはそれだけでは不十分なのです。
だって、それだけで無くなるなら、誰もができるハズです。でも、くさーい人もいますよね。
それは体質じゃないの?って思っていません?
いいえ、違います。おじいちゃん、おばあちゃんのニオイや、わきから臭う。そういう体質の方もいますが、足のにおいに関してはそうではありません。
だって、40代後半~のニオイは加齢臭、わきの臭いはワキガ、口のニオイは口臭など、それぞれ体質による臭いには名称が付いていますよね。では、足のニオイって何か特別な名前がついていますか?
足ガ?足臭?
思い当りませんよね。
足のニオイは体質ではなく、生活習慣によってもたらされるのです。
・・・ということは、それを改善すれば匂わなくなるってことです。
しかし、足のにおいの原因は主に3つあり、それを一度に改善しなければ効果が薄いことを皆さん知らないから、いつまでも臭ってしまうのです。
素足のにおいを消す方法~重曹とミョウバン水
その中でも、素足のにおい対策に注目してましょう。
素足についた嫌な臭い。これを消してしまう方法はあるのでしょうか?
以前の記事でも紹介した重曹の特徴をおさらいしてみましょう。
重曹は、弱アルカリ性で、ニオイ成分が弱酸性なので原因成分を中和する働きがあります。つまり、ニオイ成分に直接作用する訳でしたよね。
そして、重曹は薬や食用にも使われている、安全なグッズであると説明しました。
ミョウバン水の使い方は?
足のにおいにお悩みの方は、もうミョウバン水を知っている方もいるでしょう。
まだ知らない方は、ミョウバンは、焼きミョウバンという形でドラッグストアで手に入れることができます。
ミョウバンを足のニオイ対策として使う方法は、重曹水と同じで、水に溶かして使用します。しかし、重曹よりも溶けにくいために、ペットボトル一本分500ccの濃縮液を作り、使用する度に希釈して使った方が扱いやすいです。
>ミョウバン水
水道水 500cc
焼きミョウバン 20g
これを合わせ、溶かして水溶液を作ります。使用するときには、洗面器などへ入れて水道水で10倍に希釈して使ってください。ペットボトル一本分で約5回使用できます。
素足を希釈したミョウバン水へ浸し、約10~15分で効果があります。
他にも、足を浸す前の希釈したミョウバン水をスプレー容器に入れて、サンダルや、洗った後のインソ-ルに吹きかけると防臭効果がありますよ。
ミョウバン水はなぜ効くのか?
ミョウバン水が足のにおいに効く理由は、ミョウバンを溶かした水が弱酸性であるからです。
あれ?と思いませんか?
重曹は弱アルカリ性だったのに対して、ミョウバン水は弱酸性です。弱酸性ってニオイ成分と同じだったら意味がないのでは?と感じる方も多いはず。
しかし、このミョウバン水の弱酸性は、ニオイ成分に作用するのではなく、足の雑菌に効果があるのです。
足のにおいの原因は、靴の中で雑菌が増殖して、その時に生まれる成分がニオイの成分なので、ミョウバン水で足の雑菌を死滅させ、においの原因を発生させなくします。
他にも、水虫の菌である白癬菌にも効果がありますので、水虫防止にもなりますよ。
どのタイミングで使うのがベストなの?
それは、ズバリ朝です!
一番効果的なのは朝、お風呂に入る方ならその時、入らない方は外出前までに行うのがいいでしょう。
その理由は、ミョウバン水に足を浸す事で、足の表面の雑菌が激減する為、一日のスタートが雑菌の少ない状態から始まるからです。
始まりが100匹の雑菌の足と、1万匹の雑菌とでは、終日のニオイに差が出ることが明らかです。
そして、ミョウバンには制汗作用があります。
これによって、足から汗が出にくくなり、靴の中のムレが軽減されます。そうなると、靴の中の湿度があがりにくくなるので、雑菌の増えるスピードも抑えられるのです。
ミョウバンの効果を活かすために朝、外出前までに行うことを強くオススメします。
万能そうに思えるミョウバン水ですが、根本的な治療ではありませんのでご注意ください。
水虫の菌(白癬菌)に効き目がありますが、それは足の表面にいる菌のみです。
雑菌は皮膚の中に入り込もうとするので、そうなってしまった菌には効果がありません。
つまり、これらの対策を行った直後にまだ素足が匂うのであれば、皮膚内に雑菌が入り込んでいる可能性が高く、皮膚科の受診をおすすめ致します。